猫が朝ごはんを食べるところを見ていると、
あきれてしまう。
毎朝、キャットフードを袋から取り出すと、
ニャーニャー鳴きながら、せがんでくる。
食べ終わると、ナ~ゴと鳴きながら毛づくろいをしている。
よくもまあ、同じモノばかり食って、飽きないものだ。
今朝、私は、納豆を混ぜていた。
3パックのうち2パックを混ぜる。
ネギと卵黄を入れる。
クネクネクネ・・
ご飯にかけて食べる。
思わず声が出る。
「あ~~うんまいなあ~」
毎朝の習慣である。
毎朝毎朝、必ず納豆を食べ、必ずため息をもらす。
「あ~うんまいなあ~」
一年365日、「あ~うんまいなあ~」
猫にあきれると言ったが、私と猫の違いは何だろう?
ひょっとすると、私は、猫に負けているかもしれない。
猫は、キャットフードしか知らない。
ゆえに迷いがない。
しかし、私は、様々な食材を知っている。
本来なら、迷い食いをしてもおかしくない。
今朝は○○、明日は○○。
ご飯のオカズに目移りしても構わないハズだ。
だのに、納豆一辺倒とは、猫をも越えた偏食である。
朝、目が覚めて、最初に思い浮かぶモノが、
納豆だったりする。
いくら、
お腹がすいて目が覚める体質だとしても、
人間として、なさけない。
もっと大事な事柄に頭を活性化すべきだ。
温暖化を憂うとか・・
エコのこととか・・
いろいろあるだろう。
朝一番に、考えることではないゾ・・
「よし、今日は、3パック捏ねてみよう!」