我が家の玄関に、灯りのスイッチが4つある。
一つは、外の外灯。
一つは、二階への階段用。
そして残る二つが、玄関を照らす照明だ。
問題は、その
二つのスイッチの位置関係だ。
向かって、右にあるスイッチを押すと、
左に位置する灯りがともる。
左にあるスイッチを押すと、
右にある灯りがともる。
略して書くと、
右のスイッチ=左の灯り
左のスイッチ=右の灯り
この家に住み始めて、25年。
元々、家を建てた時に、電気関係の方が、
こういう配線をしてしまったらしいのだが、
今でも、そのまま使用している。
別に気にかけずに、使っている。
しかし、そのスイッチを常々、押し間違うのである。
右の灯りをつけたいのに、左を押したりする。
つまり、25年毎日やっている仕草を、
いまだに覚えられないのだ。
「あっ、又やっちゃった」
確率的には、半分なのだから、当然2回に1回間違う。
反省して覚えればいいと思うのだが、
そんな気がまったくない。
2回に1回、
「あっ、又やっちゃった」
四半世紀覚えられないという、
ある意味、
偉業と呼んでいいかもしれない。
その結果、意味なく点けたり消したりされるその照明器具は、
頻繁に電球が切れる。
玉切れした電球を替えるくらいなら、
いっそ、覚えるか、配線を変えるかすればいいのだが、
その気がまったくない。
困ったもんである。
ま、ある意味、偉業と呼んだのだから、
しばらくそっとしておこう。
「何年たったら覚えられるか」の実験ということで・・