そういえば、断食はどうなったかって?
実は、突然の、とある仕事の要請により、
断食を断念せざるをえなくなったのだ。
たった2日で終了してしまった。
仕方がない。
来月、再開しよう。
ところで、今、
断食を断念と書いたが、
どうも最近、<断>の文字を使用しすぎる。
先日も、<ホテルの布団の断崖>の話をした。
西沢渓谷では、<雪の断崖の恐ろしさ>を説いた。
他にも、
断絶、
断トツ、
断言・・・
なんでもかんでも、
精一杯のエネルギーを使って表現しようとするのは、
いかがなものか?
少なくとも、布団に断崖はないだろう。
あるというなら、見せてもらいたい!
(気持ち的には、あったんだよなぁ~断崖ぃ)
断食や断酒は、強い決意を前面に押し出すために、
あえて<断>の漢字を主張として用いている。
おっ、今、
決意と書いた。
この<決>の字も、頻繁に出てくる漢字である。
石丸峠に
決定したり、
決して慌てなかったり、
決戦前夜のおまじないであったり、
決起、
決闘、
決行・・・
いずれも、最大級の表現であおっている。
あおる必要のないものまで、あおりまくり、
決着をつけようとしている。
<
決死の覚悟>なんて、人生で一回使えば、事足りるはずなのに、
常日ごろ、頻繁に使いすぎて、覚悟のほどが疑われる。
もはや、こんなエキセントリックな漢字表現と、
決別しよう!