余りにもの暑さに、東京を離れる。
行先は本栖湖である。
ウインドサーフィンのゲレンデとして、夏の聖地だ。
日中の温度は28度どまりで、
しかも、風が強く吹いているから涼しい。
夜は、15度まで冷え込む。
長袖シャツに冬用コートは欠かせない。
車の中で眠っていても肌寒い。
都会とは、温度差が9度ある。
標高が1000m近くある為だ。
よって乾燥している。
《乾燥していて、肌寒い》
なんとも羨ましい環境ではなかろうか!
そんな羨ましさの中に、一週間も暮らしている。
「イシマルさん、仕事はないんですか?」
え~とぉ、あります。
本栖湖から通います。
早朝、ガバと起き、交通機関利用して現場に入ります。
終わったら、又、本栖湖にもどります。
途中で、キャンプ用の食材だのもろもろ買い込みます。
朝昼晩、キャンプ食事です。
「飽きないんですかぁ~?」
はぁ・・飽きてないから、ずっといるんでしょうネ。
「栄養、偏るんじゃないですかぁ~?」
いえ、朝からしっかり納豆食べてます。
ヨーグルトに生野菜、その他もろもろ栄養摂ってます。
ただし、肉類やや多めで、ワイン過多かもしれません。
星がよく見えます。
天の川を指摘できます。
けんぎゅうと、おり姫は、教えられます。
北極星を指さし、「あっちが北だ」と自慢しています。
人工衛星がゆき去る光陰を、首ごと追っています。
よく眠れます。
涼しいのと静かなのと、
昼間のスポーツでヘロヘロなのと、
友人のバカバカしいアホ話で、クタクタなのと・・
鮎の餌付け