私は、蚊に弱い。
蚊に頻繁に刺される。
その場に、蚊がいると、真っ先に私が刺される。
誰も刺されていない時でも、私だけがカユイ。
私だけが、ボリボリやっている。
人はこう呼ぶ。
≪蚊センサー≫
ゆえに、蚊をやっつける為の兵器を常に持ち歩いている。
防虫スプレー
防虫網
防虫ロウソク
防虫軟膏
蚊にとって、私は、天敵だ。
しかし、今のところ、蚊の方が優っている。
いつの間にか、私の皮膚に穴をあけている。
穴だらけである。
カユイ・・・
お手上げの私は、しょうがないので、事後策に走る。
ムヒを塗る。
ムヒパッチを貼る。
でも、カユイ、ボリボリ・・・
そんなある日・・
友人のツッシーが、素敵なモノをプレゼントしてくれた。
それが、冒頭の写真のモノだ。
一見、注射器に見える。
「イシマルさ~ん、
まさかヤバい事やってんじゃないでしょうね]
チッチッチッ
(人差し指を横に振る音)
蚊やブヨに刺されるでしょ。
そしたら、吸い口に穴があくでしょ。
その穴に、この注射器状の先端を当てて、
毒を吸い出すのだ!
グイィィィィ~~~ン!
吸引するのだ。
ツッシー、ありがとネ!
ん・・?
まてよ・・?
もう一度、冒頭の写真を見てほしい。
まさに注射器そのものだ。
刺された箇所が、足なら問題はない。
両手を使って、注射器のように吸い出せばいい。
もし、腕だったら・・どうする?
注射器って、片手で注入する動きに向いている。
しかし!
片手で吸い出せる動きができるだろうか?
で・できるだろうか?
うぅぅ・・・・