昨日、ワラサ爆釣(ばくちょう)中を語った。
8匹、3、5キロクラスが釣れた話をした。
そこで、はっと気付いた。
そういえば、以前、爆釣した折、
ワラサ60センチ3キロを一匹丸ごと炭火で塩焼きした。
子供たちが集まり、大騒ぎして、旨かった。
そこでだ・・・
再び、お馬鹿なチャレンジをしてみた。
《
ワラサの干物》
「やっていいのか?」
包丁右手に、しばし、たたずんだ。
65センチ、3、5キロのワラサを、丸ごと捌いて、
干物にしようというのだ。
捌くだけで、汗みどろになった。
ワラサに侍の心意気をたくして、背開きにした。
・・おおきい・・
アジやサバの大きさの単位ではなかった。
動かすたびに、「よいこらしょ」掛け声が出た。
さて、まずどうやって、塩水に浸けよう?
65センチの長さが入るクーラーボックスに塩水をつくる。
背開きにした巨体をズブリと沈める。
アジだのイワシだのだと、10分も沈めていればよい。
しかし、体重だけで、30倍はあるこのワラサ。
カンを頼りに、2時間沈めた。
さて、どうやって干す?
物干し台に、サエ箸とヒモを使って吊るした。
写真では、洗濯物と一緒に干してあるのだが、
これは、ワラサに敬意を持っていないワケではない。
トンビ対策なのだ。
飛来してくるトンビから、干物を奪われない為の、
苦肉の策だ。
「コレは洗濯物だけんね、トンビ君!」
そして、一晩・・・
出来た!
出来た、は良かったのだが・・
さて・・どうやって食べよう?
一度に食べるには、10人の人間が必要だ。
刺身にして、20人前とれたのだから。
切り刻むのは、つまらない。
となると、やはり炭火焼きだろうか?
子供たちは、喜んでくれるだろうか?
洗濯物に紛らせているワラサの干物
参照;
《ワラサの姿焼き》2012;10月19日
65センチ ワラサ干物完成