《停電時の様式トイレの使い方》
ある近代的なビルのトイレの壁に貼ってあった。
さらには、こんな文章も。
・停電時は真っ暗です。懐中電灯が必要です。
・洋式トイレは、通常のボタンを押しても水は出ません。
* 懐中電灯は業務部で準備します。
う~む・・
真っ暗になるらしい。
トイレが流せなくなるかもしれないと言っている。
で、懐中電灯は、
業務部という場所まで取りにいかねばならないらしい。
その前に、真っ暗になったら、この注意書きそのものが見えない。
ふむ、これは私のような来客用ではないのだな?
常日頃、この紙を見つめているビル内の労働者諸兄に向かって、
呼びかけているのだナ。
「停電になったら、恥ずかしい思いをしないように、
常日頃から、準備をしておきなさいヨ。
簡易懐中電灯くらいは、
ポケットに忍ばせてからトイレに向かいなさい。
間違っても、明かりが消えた途端、
『おお~い、水が出ないゾ~』などと叫ばないように。
まかり間違っても、
『誰だ!電気消したヤツ!』
などと、叫ばないように・・・
停電の時は、音関係も消えるので、
アナタの大声はすべて筒抜けです。
『流せないじゃないか、このまま出ちゃうゾォ!』
全部聞こえてます。
『バカヤロー!
オレが入ってんだゾ~電気つけろぉ~!』
オレが誰なのか、みんなにバレました」
和歌山の車窓から 耐久高校