《DHA,EPA、》
ドコサヘキサエン酸と、エイコダペンタエン酸
誰もが知る、健康の必需品である。
健康に欠かせない、《助さん角さん》と言っていい。
中学や高校の科学授業で、無理やり覚えさせられた科学名は、
覚えられなかったが、
この二つの名前は、突出して覚えやすい。
なんたって、日本語の語感に合致している。
《ドコサ》と始まる名前に、まず感動する。
ドコサを、パソコンで検索してみるがいい。
「♪~あんたがったドコサ、ヒゴさ、肥後ドコサ?熊本さ~♪」
あまりにも有名な、「あんたがたどこさ」と云う曲だ。
この曲は、最終的には、狸を喰らう事になるのだが、
イノシシの肉を「うまさがサッサ」と喰らっている私的には、
狸は認める。
名前はさらに続く。
《ヘキサエン酸》
どこさ、ときて、《ヘキサ》が続く。
その昔、大分県にも、へき地があった。
ただでさえ、首都から遠い大分県である。
その中心地から、さらに、
「これでもかこれでもか」と山を越え、トンネルをくぐり、
岬をめぐり、辿り着いた先っちょを、<へきち>と呼んだ。
へきちは、決して蔑称ではなかった。
「よくぞその地に」という、愛する想いが含まれていた。
さあ、そろそろ、理解できましたかな?
《ドコサヘキサエン酸》
このカタカナの化学物質は、こう指摘しているのです。
『どこだろう?へき地の遠い先に、素敵な世界が待っている』