《人間の知能は、どのくらいの発達をしているのだろうか?》
夜明け前に、布団の中で、良からぬ事を考え始めた。
地球上には、様々な知能を持つ生物が暮らしている。
人間は、自分の事を、「物凄く優れている」と自負しているが、
犬猫サルと比べ、特に突出しているとは思えない。
「ほんのちょっとだけ」抜き出ているに過ぎないのではないか。
過去の地球上の生物の進化の手助けで、
やっと人間程度の知能が生まれたと云っていいのではないか。
では、その知能の上限はどのあたりにあるのだろう?
現代の科学によると、我々の銀河は、
およそ1000億の恒星があると云われている。
そんな銀河が、それこそ天文学的な数字で、
宇宙に存在していると云う。
その中に、おそらく存在しているであろう知的生物。
その知能は、どのような成長をするのか?
そこで、こういう考え方をしてみた。
《
その知能の高さは、その銀河の規模で決定される》
銀河の大きさが、鍵になるという仮説だ。
人間が、人間だけで進化できなかったように、
知性も、単体では獲得できない。
ゆえに、物理的な大きさである<量>が必要になる。
では、地球が大きければいいのかと、問われれば、
「そうだ」と答えながら、
知能の発達は、地球規模では収まらないと、答えを広げたい。
もっと大きな規模、つまり銀河規模で、やっと獲得した知能。
その銀河全体で、創り出す有機体の進化であろうと考える。
ここまで思考が進んだところで、頭がぼんやりしてきた。
どうやら、二度寝に入ったようである。
いつも肝心なところで、二度寝が邪魔をする。
もうちょっと大きな銀河の住人は、二度寝なんてしないだろうに。
地球内部探検 沖永良部島 銀水洞