以前、中央高速の談合坂サービスエリアの、
上り線のレストランの話をした。
朝食バイキングのお気に入りの話だ。
朝から、ほうとうとカレーが食べられるバイキングだった。
今、だったと過去形で記した。
そう、最近、そのバイキング料理が様変わりしたのだ。
ほうとうとカレーは姿を消した。
残念・・しかし、
基本形が、身体にやさしい野菜系に移行している。
年配者が泣いて喜びそうな食材が並べられている。
例えば・・・
きんぴら
ひじき
切干大根
根野菜の煮つけ
などなどなど・・
そしてなにより、ご飯が秀でている。
通常、バイキングでは、四升炊きの電気釜をカッチンと開けて、
自分でご飯をつぐのだが、
ここでは、木のオヒツだ。
さらにオヒツの中には、布きれがお米を包んでいる。
このご飯が、ハタと膝を打つほど旨い。
カレーが無くなって、食べ過ぎる心配がなくなったと安堵したら、
このご飯のセイで、お代わりを余儀なくされる。
お代わりの後押しをするモノも現れた。
係りの方に、お願いすれば、生卵を持ってきてくれる。
それもただの卵ではない。
アレは、確か、<アロウカナ>の卵に違いない。
南米原産の非常に滋養に富んだ青白い卵である。
もちろん卵かけご飯となる。
これで朝7時から、750円ってえんだから、気分はいい。
「えっなぜ、そんなところにいるのかって?」
そりゃぁ、アンタ、リゾートからの通勤にきまっとるでしょうが。