東京駅の八重洲地下街が、とんでもない事になっている。
久々に、通りかかって、目ん玉が裏返った。
「なんだココは!」
アナタにききたい。
最近、デパチカに行きましたか?
デパチカとは、デパートの地下にある食品売り場だ。
派手なオカズが、これでもかと並んでいる場所だ。
そのデパチカが、何件か集まったかのような・・・
私は、八重洲地下街に降り立って、あえてこう言いいたくなった。
「私の生涯の夕食が、ここに並んでいる」
そらアンタ、言い過ぎやろう・・
うん、確かに言い過ぎです。
でも、そう言いたくなるほどの、オカズの数々が満載なのだ。
よりどりみどり・・
美味しそうな御馳走を眺めながら、そぞろ歩いた。
30分、かかった。
買う気、本気で歩いたら、一時間では済まないだろう。
ハッと気づくと、
<焼けた七面鳥のモモブロック>なんてモノが入った袋が、
腕にぶら下がっているではないか!
不思議だ。
東京駅の周辺に住んでいる方は殆どいない。
だのに、これほどの食材があふれている。
ふと、つぶやいてみた。
「住めるものなら、東京駅に住んでもいいな」