「ニュージーランドの
ハカと、トンガの
シビタウは
迫力ありました!」
ラグビーワールドカップ現地取材のJ SPORTS杉山くんから、
興奮の声がよせられた。
ハカとは、オールブラックスが、
試合前に行なうダンスのような儀式である。
元々、マオリ族の踊りが起源のパフォーマンスだ。
男らしく勇壮で、闘いの気分を盛り上げてくれる。
アレを目の前で見せ付けられると、それだけで、
負けてしまうというチームすらある(かも)。
常々、前々から、思っていた。
日本チームも何かやればいいのに・・・
これまでは、弱小チームと思われてきたので、
やりづらかった面もあるだろう。
しかし、この大会で偉大なる勇気を世界に示せた。
実力が伴ってきた事で、自信もついた。
そこでだ、アレをやってはどうだろう?
アレとは・・・
《居合い》
刀を抜きざま、切る!
居合い道をごらんになった事があるだろうか?
能の様式にも似た独特の空気がたちこめる。
一瞬の動きに美しさと力強さが同居している。
実に日本的な、奥に秘めた闘争心の表現だ。
勿論、グランドでは刀は持たない。
あくまで
エアー居合いである。
ハカだって、槍は持ってないでしょ。
オールジャパンの面々に、是非、
居合い道を身に付けていただければと願っております。
4年後の日本大会で、実現していただけないかなあ~
「それではご覧いただきましょう、オールジャパンの・・・
《I A I》!」