「
メンタンピンドラドラ、裏のって、
ハネマン!」
コレは、マージャンのワンシーンを誰かが喋っている。
用語って奴は、その世界を知らない人にとっては、
全く意味が通じない世界だ。
つまり、その世界を知らなければ、
意味が全く分からない単語が耳に襲ってくる。
例えば・・・
「
セッシュウしよう、その前に椅子を
ワラエ!」
コレは、私の現場、ドラマの最中で語られるスタッフの単語だ。
では、コレは、何だろう?
「
ノットロールアウェイ!、
シンビン!」
分かったアナタは、
この夏、ラグビーワールドカップに熱狂した筈だ。
では・・・
「
ファア~~~
ファア~~~」
コレは、ゴルフ中に、とんでもない玉を打って、
人に被害を与えそうな時に、アナタが発している悲鳴だ。
「ファア~~」、自分のセイなんだけどネ。
では・・・
「
アッセンダーで登っちゃう?
ケミカルアンカー打った方がいいんじゃない?
ヌンチャク足りないよ。
ディッセンダーの
ロワーダウン無理ぃ!」
洞窟探検で、声が響く。
アッセンダーとは、ロープで登る時の道具であり、
ディッセンダーとは、降りる際の道具。
では・・・
「
カチ掴んで
スメアリングのあと、
キョンで、
ハング超えよう、
すぐ
ガバがあるから、
ランジしちゃえ」
コレは、フリークライミングで、登っている人に、
下から、指図している用語だ。
当たり前のように、喋っている。
指図される側も、当たり前の様に、のみ込んでいる。
お互いの共通用語なのだから、耳に優しい。
では、次は、最初に何だか教えよう。
ウインドサーフィンの仲間が、喋っている。
「
ガスガスじゃん、
スケグ大き目にして、
ダウンテンションかけよう。
ナナニイから、
ハチハチにして・・・
おお~と、
アガってきたゾ!
ロクゴーかな?
ゲロゲロになるかもしれんゾ。
チン覚悟で、
レイダウンだぁ~!」
知らない世界の言葉は・・わからんでしょ。
富士山の噴火孔内 氷の殿堂と焼かれた壁