咳が続いている人がいる。
ゴホンゴホンではなく、セイセイッとこまめな咳だ。
いつも咳をしているワケではない。
時折、出たり、しばらく出なかったり。
どういう時に出るのか、よく分からない。
「アレルギーじゃないですか?」
医者、大畠先生が仰る。
いや、私にはアレルギーはないと信じている。
しばらくして、大畠先生がポツンと。
「咳してないですネ」
その途端、
『セイッセイッセイッ!』
どうやら、咳は、咳を意識すると出る。
意識していない時は、さほど出ない。
咳が続いている人の前で、咳の話は禁物である。
つまり、咳の話をしているワケでもないのに、
使ってはいけない単語がある。
「は~い、 席に着いてください」
「 関サバの刺身を食べたい」
「 堰を切ったような怒涛の攻め」
「出ました! 石器時代の 石器! 石器!」
(これなんか、最悪だネ)
で、古いところで・・
「私、 関敬六です」
国名《エクアドル》を訳すと、 赤道である。
( 咳どう?) ナンチャッテ。
by ishimaru_ken
| 2016-03-07 05:54
| その他
|
|
|