~昨日の続き~
食い放題、呑み放題の店に足繁く通う、
我ら、ウインドサーファーのオジサン達がいる。
中華の食い放題の店に行った翌日、
またまた風が吹いて、一日中ウインドをやったというお墨付きで、
再び、腹が減った。
「では!」ってんで、よせばいいのに、食い放題の店に行く。
《インドカレー食い放題呑み放題2500円》
よし、食おう!
6人が、ビールジョッキで乾杯し、
出てきた大きなナンを引きちぎりながら、
カレーのルーを舐めまわす。
銀食器に入れられた、6人分のカレーは、たちまち無くなる。
「オカワリお願いしま~す」
さっきのは、《チキンカレー》だったので、
《サグカレー》と《マトンカレー》を願う。
「ワインくださ~い」
はやくも、ワイン攻撃が始まる。
皆が、ワイングラスに赤ワインを要求する。
お店の方が、店奥から冷やしたワインを持ってきてくれる。
その間に、誰かが、飲み干し、
「ワインくださ~い」
またまた店奥から、ワインを持ってくる。
「ワインくださ~い」
延々繰り返される「ください」コール。
走り回るお店の方。
その間に・・
「あと、ナンとキーマカレーください」
「シーフードカレーください」
「野菜カレーください」
「もう1回最初から全部ください」
「ワインください」
「ワインください」
「ワインください」
やけくそに見えても不思議でない注文をしている。
だが、我らは残すことはない。
まだまだ食べ続けている。
まだまだ呑み続けている。
もう一回言っておくのだが、
アラ60才である。
そろそろ、普通の食事を覚えてもいい頃ではないだろうか?
っと、その時、こんな看板を見つけてしまった。
《食べ放題、飲み放題、台湾料理3200円》