「屋根を補修しましょう!」
近所の<家のことなら何でも>のオイチャンが相談に乗ってくれる。
10数年放っておいたので、屋根は、かなりガタとハゲが著しい。
ついでに、側面の壁も塗って貰った。
塗って貰うには、家の周りにやぐらを組む。
そうすると、素人でも屋根に登れる。
普段、自分チの屋根に登れる機会などない。
雪国の雪下ろし以外に、
登った事がない人が殆どだ。
「すみませ~ん、登らせて下さ~い!」
トンテンカンやっている棟梁が語るには、
屋根に登りたい人など、いないと言う。
危ないしネ、と危惧すらしている。
いないのかぁ~
そんな筈はないと思うヨ。
本当は、皆、屋根に上りたいのだヨ。
屋根の上から世界を眺めてみたい。
大した世界でないかもしれないが、
我が家の屋根には特別な思いがある筈だ。
例えば、ベランダから屋根に跳びうつってみたい衝動に駆られる。
屋根の上で、ビールでも飲みながら、星空を見てみたくないですか?
もし・・・新しく家を建てたら、屋上、
つまり屋根の上に出られるような仕掛けを考えたい。
屋根の上は、我らの
羽目外し冒険エリアとも言える。
僕らは、あのちょいと斜めの、不安定ながら、
夢ある高みが大好きなのです!
山梨県赤沢宿の強力(ごうりき)が屋根に登る