問題は、パンツだ。
パンツと言っても、
今どきの言うところのズボンの事をパンツと呼ぶ、
そのパンツではない。
本来の意味のパンツの話だ。
つまり、下着のパンツだ。
人間にとって、大事な部分を保護する最も大切な衣服だ。
我々人は、その衣服のずっと周りにある、衣装的な衣服に、
とんでもない金額を投入する。
だのに、身体に最初に接する下着には、
おやつ程のお金しか差しださない。
「これおかしい」
以前から、疑問に思っていた。
そして、十分なお代を払ってでもいいから、
素敵な履きここちのパンツはないものだろうか?
探し求めていた。
銀座のシルクを扱うパンツも購入してみた。
デパートの下着コーナーで、あやしい探索動きもしてみた。
しかし、なかなか気に入るパンツに出会えなかった。
さあ・・そんな時・・ふと。
原点に戻ろう!
下着と云えば・・・
《福助》
フクスケだ。
そうだ、福助のパンツって、どこで売っているんだろう?
探すまでもない、どこでも売っている。
デパートにもある。
しかして、去年のクリスマスプレゼントに、
家人からリボンされたのは、
《福助のパンツ》
履いた。
『・・・・・・・』
この点々の羅列は、感動を表している。
あまりの素晴らしか履き心地に、のけぞってさえいる。
なんで、今まで、福助に思い至らなかったのだろう?
日本人が、日本のパンツを履こうって時に、
日本の福助を、気に掛けなくてどうする?
こら、日本人。
まず、福助やろう!
*注:私は、福助の回し者ではありません。