石鎚山(いしづちやま)に登ろう!
以前から、あたためていた山登りだ。
四国の最高峰(1982m)であり、岩場でもあり、
写真を見るたびに、そそられていた。
「よし、行こう!」
思い立った季節が問題だった。
厳冬期。
石鎚山ロープウエイを降りた所は、スキー場だった。
登山口がスキー場?
気温は、マイナス。
アイゼン履いて、雪を踏みしめてゆく。
今朝がたまで、雲一つなかったお天気が、一転カキ曇り、
強風が吹き始める。
体感温度は相当寒い。
石鎚山は修験の山とも呼ばれる。
信仰の山である。
多くの修験人が訪ねるための木道が延々続く。
しかし、この時期は、木道の階段は雪におおわれ、
完全なる雪中ザクザク登山となる。
2017年、正月2日。
登山客は、30人ほど。
山頂に着くも、15m以上の烈風が吹きすさび、
視界10m。
なあ~んも見えん。
お社にお参りして、すぐさま、下山。
下界に降り立つと、晴れていた。
そして、私は、風邪をひいたのである。