クイズだ。
この道具は何?
見つけたのは、青森県、八戸の資料館。
名前は、
《えんつこ》
藁でできている。
火鉢入れではありません。
餅つきの臼入れでもありません。
ヒントは、その昔、農繁期の農家が使っていた。
何かを入れておくモノです。
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八戸(はちのへ)へは、何度か旅している。
春夏秋・・ほとんどが雪のない頃だった。
真冬の八戸はどんな所だろう?
重装備で臨んだ。
極寒用のいで立ちで、東京駅のホームに立った。
真冬の雪山に登山する時の装備に、さらに輪をかけて準備した。
ホカロンの種類も、数種類用意した。
分厚い靴下のセイで、靴ひもを緩めた。
新幹線は、速かった。
3時間かからずに、八戸駅改札を出た。
駅前に雪はなかった。
着ぶくれた私は汗をかいていた。
マフラーはいらなかった。
手袋もいらなかった。
ズボンの下に履いた、インナー下着がうっとおしかった。
同じ青森県の中でも、東に位置する八戸は、
あまり雪が降らない。
太陽が照る日が多い。
厳しい環境には違いないが、西側の津軽に比べれば、
しのぎやすい。
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さあ、冒頭のクイズだ。
答は、
《赤ん坊を入れておくモノ》
農繁期に両親とも忙しい間、赤ん坊をグルグル服にくるんで、
この中に入れておくのである。
ハイハイしてどこかに行ってしまわないように。
では、この写真は何?
同じく八戸の雪の畑を写したものだ。
答は明日・・・