《自分で家を設計する》
楽しい夢をみることができる。
この時に陥りやすい現象。
二つの選択肢がある。
<自慢する家>を建てる。
<自分が満足する家>を建てる。
実際に家を建てるかどうかはさておき、
設計段階で、アナタは二つの分かれ目にあう。
上記のふたつは、似ているようでちょいと違う。
自慢する家とは・・・
知人友人に訪ねてもらいたい家である。
できれば泊まってもらいたい家である。
食事をし、ワイワイ褒めてもらいたい家である。
吹き抜けに憧れ、吹き抜かせたものの、
「冬は寒いじゃないか!」、
「夏に冷房効かないじゃないか!」となったりする。
暖炉に憧れ、暖炉を造ったものの、
「火が消えるまで出かけられないじゃないか!」
「煙いじゃないか!」となったりする。
それでも、夢は追いかけたい。
となると、ある程度、若い時がよかろうと思える。
自分が満足する家とは・・・
基本的に住み良い家、居心地の良い家となる。
友人達が座る場所はあまりないかもしれない。
狭いかもしれない。
その方が、冷暖房はよく効くし、動線が少なくてすみ、
光熱費も安い。
出来れば階段のない、平屋がのぞましい。
家を小さくした分、庭がとれ、花壇、野菜畑も作れる。
家が小さきゃ、掃除も楽だ。
えっ?
なんだって?
滝田くん、家を新築したって?
3階建て、屋上の屋根の上でビールを飲むって?
命綱つけるって?
で・・なんだって?
ローンが
83才まで続くって?!