私は今、
《ノビル》と《クレソン》を食べている。
親戚の庭に自生していた野草だ。
春のこの時期、毎日食べている。
なんせ、この野草は大量に発生する。
いくらでも採れる。
許されるならば、沿道に店を出して、
売り場を設けたいほどだ。
ダメなら、道の駅の野菜売り場に、置きたいほどだ。
《イシマルさんのノビル》
《イシマル爺さんのクレソン》
ノビルは苦い。
ノビルと名づけられる程なのだから、
ノビル方向にエネルギーが蓄えられているハズ。
食べれば、そのエネルギーを我が身体に取り入れられる。
これが、単純な発想だ。
喰えば、身長が伸びるかもしれず、
成績が伸びるかも知れず、
何かがノビルかもしれず・・・
クレソンも苦い。
ステーキの横に添えられているクレソン。
西洋の食べ物との認識がある。
和的には、何という名前なのか知らないのだが、
その辺りの、水が綺麗な川原に自生している。
ノビルと同様、野草としてはポピュラーかもしれない。
おそらく・・いにしえの・・
どのくらい
いにしえかと言われれば、
江戸時代とか、戦国時代とか、その頃には、
当たり前のように食べていた野草。
いや野草ではなく、現代のサラダである。
春は、コレに加え、フキノトウに始まり、
様々な野草を食べていたに違いない。
うらやましいなぁ~その時代。
行ってみたいなぁ~その時代。
しかし、その時代の人が、
《イベリコブタのトンカツ》とか食ったら、
気絶するだろうなぁ~