偶然にまかせた写真を撮ってみよう!
デジタルカメラ君を2秒タイマーに設定する。
シャッターを押し、1秒待ってから放り投げる。
カメラ君は、クルクルと回りながら青い空に浮かんでゆく。
落ちてきたカメラ君をキャッチする。
さて、フォトを確かめてみよう。
出きてきたのが、冒頭の写真だ。
偶然にしては、見事に仕事をこなしている。
自分の姿も影として、階段に残している。
アングルといい、枠組みといい、ピントといい、
素晴らしい。
たまたま横にいた我が所属事務所の社長の顔が写っていない。
そこまで配慮した見事なレイアウト!
偶然に頼った写真なので、撮り直しはしない。
たとえ空ばかりが写っていても仕方がない。
たとえ・・・ん、まてよ?
いかん!
これは、ダメである。
悪用してはいけない。
塀の横で放り投げたりしてはいけない。
撮ってはならないモノを撮ってはならない。
偶然だからで済ませてもらえない。
いわゆる
未必の故意で逮捕される可能性が高い。
もしどうしてもやってみたいなら、
広い公園か、海岸の砂浜でやりましょう。
カメラ君落としても壊れないしネ。