《天狗岳》 てんぐだけ
日本のアチコチにある。
有名なのは、八ヶ岳にある、天狗岳だ。
ところで・・なぜ、
天狗という名前が付けられているのだろう?
「鼻がとび出しているから?」
しかし、天狗岳で鼻がとび出した山は見た事がない。
では・・・?
その答えを、関東屈指の山、鷹取山で見つけた。
天狗の銅像。
その背後に廻ってみた。
おお~~~
背中に羽をつけている。
羽と天狗の頭で作られる形が、羽を広げたコウモリ型だ。
まさに、八ヶ岳の天狗岳にそっくりではないか!
実は、天狗岳は八が岳の中では、標高も競えるほどではなく、
登山者には、絶対の人気がある訳ではない。
しかし、里から眺めると、異様な姿で君臨し、
まさに、羽を広げたコウモリ型の天狗の形を見せている。
里的には人気の山だ。
特に西側、長野県側から眺めると、天狗形が顕著だ。
つまり、天狗岳とは、
登った人では、その姿が分からないのだが、
里の人が、「アレ、天狗だよネ」と名づけた山・・と言える。
ただし・・鼻は関係なし・・と。