昨日、クイズのような命題を出した。
水深20mで、アコヤ貝に足を挟まれたら、
どうやって脱出するか?
幸い、周りには、ダイビング仲間が数人いる。
文字を書くことができるボードを持っている。
海面には、ダイビングボートがあり、港まで15分。
背負っているアクアエアーの残量は、30分。
さて、アナタならどうする?
「足をナイフで切断する?」
それやめましょう。
では、私の考えた脱出方法を・・・
まず、すぐには脱出できない。
よって、空気をなんとかしなければならない。
仲間の一人に、海面にある船まで行って、
予備の空気タンクを持ち下してもらう。
その間に、一人はボートに戻り、携帯電話で連絡をとり、
自動車に常備されている
ジャッキを、港に持ってきてもらう。
と、共に、200気圧タンクを数本。
船でそれを取りにゆく。
これらの事をボードに書いて、皆が実行するにかかる時間は、
およそ、90分。
その間、エアタンクを二本分継ぎ足して、待っている。
で、いよいよ脱出!
仲間が持ってきてくれたジャッキを、足と貝殻の間に差し込み、
広げてゆく。
この作業に15分。
抜けた!
しかし、足がフリーになっても急速浮上はできない。
長い間、20mの水中でタンクエアーを吸っていたので、
体内窒素を抜きながら、ゆっくり浮上しなけらばならない。
30分~1時間はかけたい。
この為に、さらにもう一本のエアタンク。
仲間は、これらのタンクなどをピストンで、船から、
現場にピストンする。
海面から海底に投下する方式がいいだろう。
さすれば、仲間の無駄な上下動がなくなり、
タンクの本数が減る。
えっ、挟まれた事があるかって?
ありまっかいな!