《翔ぶ》
とぶと読むのかどうか定かでないのだが、
飛翔の漢字に登場する。
NHKの大河ドラマ《翔ぶがごとく》でも使われていたので、
おそらく、とぶと読んでいいのだろう。
男の子の名前にも頻繁に現れる。
翔太くんには、大勢出会った。
男の子だけではない。
翔子さんにも、随分出会った。
受験の時の名前の欄に、毎回書くには、
時間がかかり難儀だろうと心配したくなるのだが、
謙の字を書きこなしてきた私が心配する話ではない。
(画数は謙のほうが遥かに多い
翔太は、全部で16画だが、謙二郎は29画)
翔ぶは、物理的な飛び方ではなく、
「大きく羽ばたく」といった、心象的な要素が含まれたものだろう。
親御さんが、子供に付けたくなる気持ちは分かる。
ところが、先ほどからこの、
<翔ぶ>という漢字を打っているのだが、
私のパソコンの変換では出てこない。
いったん、飛翔と打ってから、飛を取り去り、ぶを付ける。
実にめんどくさい作業を繰り返している。
そのくせ、翔太は出てくるのである。
そうか!
翔太と打って、太を取り、ぶを付ければいいのか!
ひと手間はぶける。
どうやったらその漢字が出てくるのか分からない場合、
人は、それなりの方法を見つける。
例えば、<
々>の文字が欲しい場合。
<
続々>から引っ張ってくる人もいるし、
<
各々>からの人もいる。
いや私は、<
面々>だよという御仁にも出会った。
えっみんな<
先々>なのかと思ってたという方もいるし、
<
黙々>をがんとして使っている方などは、頼もしい。
<
昏々>などとわざと難しいものに挑戦する人すらいる。
わたし・・?
え~とですネ・・・
<
近々> ちかぢかなんですけんどぉ~
一歩々々