栗の樹の花ざかり
栗の花が咲いている。
秋の楽しみの為に、咲き誇っている。
栗林はよくお目にかかる。
ところが・・・
ギンナンの畑は、とんと見たことがなかった。
ギンナンは、神社や街路樹の下で、
秋のイチョウの黄色に染まって、拾うものだとしか認識がなかった。
考えてみれば、八百屋で売っているのだから、
どこかで、農家の方が育てているハズ。
ギンナン畑があってしかるべきなのだ。
あった。
リンゴの樹ほどの大きさと高さの樹に、
いわゆるイチョウの葉っぱが、ごっちゃり付いている。
イチョウの葉を知っている人ならば、
誰でもコレが、ギンナンの樹だとわかる。
その樹たちが、当然のことながら、
ものすごい量、並んでいるのである。
堂々たるギンナン畑である。
秋には、いったいどれほどのギンナンが収穫できるのだろう?
トンの単位であろうが、
そんな大量のギンナンを見たこともなければ、
想像をしたことすらなかった。
思い浮かべただけで、鼻血が出そうになる。
そうそう、私にとって、
ギンナンと落花生は鼻血の元だ。
もう一声、言うならば、
《
ギンナンと落花生とサスケは鼻血の元》
もれなく・・・出る。
ギンナンと落花生は生理的に出るのだが、
サスケは心理的に出るらしい。
ギンナンと落花生は、食べなきゃ鼻血は出ないが、
サスケは、出場2日前に、ほぼ出る。
人間の身体は正直にできている。
ギンナン畑の樹