我が家はツタに攻められている。
夏場は、ツタとの闘いと言っていい。
一か月も知らんぷりをしていられない。
高速カメラを設置して、早回しをしてみたら、
我が家に忍び寄るツタの俊敏さに仰天するだろう。
ツタと範疇を大きくして呼んだが、
アレは、《葛》(くず)である。
葛であると、思っていた。
昨日、そのクズを刈り取っていたところ、
葉っぱの裏に、実が付いているのを見つけた、
(冒頭写真)
アレッ?
クズの実と違うゾ。
確かクズはマメ科だったので、エンドウ豆のような実が付くハズ。
では、君はいったい何者?
先日、同じような疑問を抱いた。
東北自動車道の注意看板にある動物の名前が分からなかった。
「君はいったい何者?」
すると、キトクな方から我がホームページに回答があり、
「アレはカモシカですよ」と教えてくれた。
ありがたい。
疑問が解けるのは、気持ちがいい。
それも、
色々考えた末に、教えてもらうのは好きだ。
最近は、疑問を口にした途端、
隣にいる人の指が機敏に動き、
10秒後には、答えを知らされる。
速い時は、3秒だ。
別に知りたくないワケではない。
知るまでに、ウンウンと考えたいのだ。
脳みそを絞っている時間が楽しいのである。
特にガッカリするのは、
私がまだ疑問を喋り終わっていない時、
つまり、疑問の内容がわかった時点で、くだんの指が動き、
私が語り終わる前に、答えが宣告されるケースである。
この時、私は彼を指さし、こう言い放つ。
「
ドレミファドンじゃないんだ!」