大分県にある宇佐神宮で、おみくじをひいた。
すると・・
見た事もない漢字が書かれてあるおみくじだった。
《後吉》
なんと読むのか?
「あときち」と読む・・・らしい。
大吉だの末吉だの、様々な吉を引いてきたものだったが、
後吉は知らなかった。
『今の状況にかかわらず、いずれ吉になる』
という意味だと知った。
前吉はないらしい。
良いのか悪いのか、内容を読んでみても、よくわからない。
ま・いっか。
神社でおみくじは買う。
買うが、一喜一憂はしない。
お賽銭代わりの感覚だ。
私は、占いをしない。
ありとあらゆる占いの類に関心がない。
これはしょうがない。
そうなのだから、そうなのだとしか言いようがない。
むしろ、占いで楽しむ方達がうらやましい。
喜んだり落ち込んだり、多少人生が動くようで、
それなりに面白そうだ。
しかし、占いに全く反応しない私が在る。
「ねえ、何型?」
血液型を聞かれても、違う型を教えたりする。
タロットカードが登場すると、どっか行っちまったりする。
家の方位も気にせず。
名前の画数も気にせず。
星座は観るだけにし、
手のシワは・・・
ジッと見て、我が暮らしをつぶやく糧とするだけ。
「働けど働けど わが暮らし・・・」