一昨日のこと。
朝5時に目を覚まし、
100キロ離れたドラマのロケ地に向かう。
トントンと順調に撮影は進み、午前中に終わった。
空を見ると、雲がとびすさび、風が強い。
やには・・100キロ離れた海に向かう。
辿り着いてみると、
海上には、兎がとび、最大13mの強風が吹いている。
6・5㎡のセールで、海の上の人となる。
なんやかや・・
3時間も走り回ったところで、
道具を片付け、家に戻る。
熱い風呂が待っている。
「よし、このまま入ろう!」
実は、ドライスーツを着たまんまだ。
手と足は冷たくなっている。
ドブンッ
「あ~~~」
大きなため息が出る。
裸で風呂に入るより、数段気持ちよい。
熱い温水に直接触れないので、
間接温浴となる。
42度の風呂には、長時間浸かっていられないが、
ドライスーツを着たままだと、
かなりの時間くつろいでいられる。
ヘタすると、眠ってしまいそうになる。
実際、眠むってしまう。
ドライスーツは水に浮く素材なので、
バスタブのフチに頭を引っ掛けたまま、グースカとなる。
身体は、無重力状態。
「ふんがぁ~」
自分のイビキに驚いて、目が覚める。
手の指のひらが、おばあちゃんになっている。
小一時間浸かっていたのかもしれない。
ここらで、ドライを脱ぎ、通常の風呂となる。
脱いだ浴槽を横目で見ると、うっすら濁っている。
海水を染みこませて帰ったらしい。
このアトは、誰も浸かりたくないだろナ。
ごめんネ。