<刺身屋さん>
って知ってる?というより、意味わかるかな?
初めて見た。埼玉県本庄(ほんじょう)市で見つけた。
<魚屋さん>なら、誰でもわかる。
ところが、あくまで<
刺身屋さん(イシマル銘名)>
御説明致しましょうか・・
この刺身屋さんには、ショーウインドーに<
刺身>しか
並んでいない。
鯵に始まり、鯛に至るまで、
すべての魚が、刺身となって、ショーウインドーに
ズラズラ~と大量に並べられている。
刺身以外
いっさい無い。
{ついでに、塩辛を置いときました}
{サケをちょいとだけ、アブっときました}
{本わさびなんか、いかがですか}
なんて
マギレがない。
妥協がない。
なま物の刺身だけだ。
(ん?待てよ、ここは、海辺から遠いはずじゃ)
遠いどころか、サバの刺身(しめさば)まで置いてある。
更なる、驚き。
その店の裏手に入り口が・・
入ってみると、
小さな食堂になっている。
つまり、表の刺身を定食、もしくは単品で食べられる。
『おばちゃん、ビール。え~と刺身は何にしよ?』
すぐに自分で、
表に見に行って魚を確かめる。
『カンパチに、鯵に、鯛。ええい、イカと牡蠣!』
でも、応対しているのは、頭に白い頭巾をかぶった
おばちゃん。
つまり、普通の食堂。
横で赤ん坊がオシメを換えられている。
場所はね、
JR本庄駅南側に降りて、ロータリーの信号を
右に進み、鼻歌をサビの部分まで歌った所の信号の左だ。
うまいかって?
へへ・・・