日本のいろんな町に行くと、スーパーをのぞいてみる。
まず、生鮮モノの棚に行く。
魚コーナーである。
すると、その地の食のありかたが、見えてくる。
先日のスーパーに、ソレ(冒頭写真)はあった。
《鯖の刺し身》
〆鯖ではない。
しかもその地は、海辺の町ではない。
海まで車をとばして、一時間はかかるだろう。
私のふるさと大分では、鯖の刺し身は、
常にスーパーの棚に並んでいる。
逆に、〆鯖は見つからない。
海に近い町であり、
刺し身で食べる習慣があるからだ。
他の九州の町や四国でも、時折、鯖の刺し身にお目にかかれる。
ところが、その地は関東の町。
なのに鯖さし身。
おそらく、新鮮な鯖が手に入るルートがあるとみえる。
売れるから、売っている訳で、食べる方がおられると思われる。
むしろ積極的に買いに来る人たちがいるに違いない。
もしくは、鯖の刺し身を並べる事で、
鮮魚売り場の新鮮さをアピールしているとも思える。
とにもかくにも・・・
旅先にもかかわらず・・
買い物かごに入れてしまったではないか。
さ~て、どこでどうやって食べようかなぁ~
ワサビと箸は手に入れた。
(しょうゆをどうしよう?)
コレは東京湾の松輪のサバを〆鯖にしてみました