「新横浜到着は、5じ14ふんです」
車内アナウンスが流れる。
ん・・?
「じゅぅよん
ふん」
ふん?
プンじゃないのか?
先日も、若手のスタッフが同じ読み方をした。
「このラーメンは、4ふん待つタイプです」
この読み方は、はやりなのだろうか?
それとも、そう教えているのだろうか?
今一度、確認してみよう。
わかりやすく、ふんとプンで分けてみる。
1プン、2ふん、3プン、4プン、5ふん、
6プン、7ふん、8プン、9ふん、10プン。
私はこう習った。
「よん
ふん」と呼ばれると、椅子にかけているヒジが、
ガタンと落ちてしまう。
すると、先日やはり若手が・・
「今、12じ3
ふんです」
椅子のヒジがガタンと落ち、組んでいた足がズルリとはずれた。
3分は、さんプンだろうヨ。
じゃあ何かい?
「インスタントラーメンは、
さんふん待つんかい?」
「駅から、
さんふんの所に住みたいのかい?」
今こうやって書いていると、パソコンが気を利かして、
そこおかしいヨとばかり、
さんふんの下に赤い波線を引いてくれている。
つまり、パソコンすら、それ間違っているんじゃないかと、
心配してくれているのだ。
わたしの味方になってくれている。
心強い。
よし、今日現場で、あらためて読み方教室を開いてみよう。
「この指、なん本ですか?」