昨日、出演のプロデューサー(以下
Pさん57歳)
いろんな珍道中をやらかしてくれる。
その北欧フィンランドの撮影中のことだ。
我々は、列車を延々何時間も乗り、サボリンナという町に
向っていた。
わざわざ向っていた。
ちょうど列車の到着する時間に、
夕陽が沈むからだ。
列車からイシマルが降りる時に、その向こうに
北欧の夕陽・・
狙いは定まった。
・・てなこって、4・5時間も乗っただろうか・・
ようやく到着らしい。
陽も傾いている。絶好だ!
カメラマンは窓から、カメラを出して準備している。
イシマルは、隣の車両のデッキで降りる準備をしている。
折りしも、イシマルの前に修道院のシスターが並んだ。
絵になりそうなシチュエーションだ。
おっスピードが落ちだぞ。
ガタン・・止まった。
ドアが開いた。
さあ!
カメラが捉えているのは、素晴らしい大自然の
夕焼けと
駅のホームに滑り込んだ列車。
ドアが開いた。
さあ!
ひょこん・・手前のデッキから降りてきたのは、
Pさん!
ばりばりの
日本人!
メガネかけて、首にカメラ吊るしている。
その奥に、シスターとイシマルが少し映っている。
Pさん、『あ~~~』なんて伸びをしている。
夕焼けの写真なんか撮ってる。
・・だいなしです。
何時間もかけてやって来たのに、パーです。
でも、このPさん、なぜか憎めません。
仲良しです。いっそ、Pさん改め、
<
夕焼けさん>と呼びましょうか。
又の機会にオバカな話を・・・