映画のCG化は加速し、SFモノでは、人間が想像し得る
あらゆるモノを描ける様になった。
それはそれで、良しとしたい。
未来都市なんて自在に作り出してくれるのだから、楽しい。
空想の世界に触れる事が出来るなんて、30年前に
想像出来ただろうか?
そして、今日もSF映画を見る。
そこで、気付いた。
?
映画では50年、100年先は
ありとあらゆるモノが進化している。
ところが!
変らないモノがあるのだ!
何だろう?
戦いの中で、銃撃戦の様なシーンがある。
レーザー光線だったりもする。
当たっても死なない奴もいたりする。
そこに、
照明器具(
電球)があったとするネ。
それをバギューンと撃つと、バリーンと割れるのだ。
<
ガラス>は割れるのだ!
未来のガラスも、割れるのだ。
主人公が逃げようとして、天井のライトを撃つとバリンと
割れる。
ガラスコップを投げるとパリンと
割れる。
窓に体当たりを食らわすと、バギャーンと
割れる。
宇宙船にビームを撃ち込むと、司令室の窓が大袈裟に
割れる。
時折、防弾ガラスが出てくるが、そこ止まりだ。
防弾ガラス以上の割れないガラス製品は、出て来ない。
というより、
まだガラス使っとんのかい!
どんなに、未来に行っても、ガラスは
割れないと、評価されない物体という事が出来る。
割れないと、商品価値に気付かない物体とも云える。
割れて初めて、存在の重要さに気付く物体・・それがガラスだ。
最近、<アクリル板>というガラスもどきの割れない物体が
幅を利かせているが、私としては、未来に<ガラス>を
残して貰いたい。
危うさの元を残して貰いたい。
ガラスを割らない様にしている生活も、好いものじゃないですか。
スンません。
本日、大切なグラスを割ってしまった言い訳を長々と書いてしまいました。宇宙船まで出して、スンません。