偏食ならぬ、<偏読>ってのがあるに違いない。
読書は好きだ。
様々なジャンルのモノを読む。
しかし、振り返ってよくよく考えると、
結構
偏って読んでいる様な気がする。
そこで、偏食=(偏読)の考察だ。
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ノンフィクション
料理で云えば、生モノである。刺身だ。
刺身をいっさい食べれない人と
ノンフィクションを読まない人は同列に扱われるだろう。
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純文学
懐石料理である。お琴の静かに響く小部屋で戴く。
じっくり腰を据えなければ味わいは解らない。
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ハウツウ本
料理のレシピ解説書である。これが大好きな人と
絶対読まない人にはっきり分かれる。
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SF小説
お店のメニューに創作料理と書いてある。
すぐに頼む人と、食べない人に分かれる。
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哲学書
このわた、からすみ、など珍味と呼ばれるモノ。酒飲みが
チビチビと一人で味わうのだが、解らない人は全く興味がない。
というより、食べると具合が悪くなる。頭が痛くなる。
秋の縁側が似合いそうである。
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サスペンス
コース料理。前菜に始まり、コーヒーまで様々な趣向を
凝らしている。途中で、この肉が主役だなと気付くのだが
最後まで食べると、実はデザートの
チョコアイスがメイン
だった事に悔しいながら納得する。
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艶小説
活き作り料理、生簀の中から取り出し、目の前でひん剥いて
さばいてくれる。味より、見た目を重視している。
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芸能人暴露本
芸能人の店
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カッパノベルス
立ち食い蕎麦
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ブログ本
人んちに行くと、無理やり食べさせられる料理。出す側は
美味いと思い込んでいる。食べた感想まで聞かれる事がある。
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漫画
お菓子。お子様のお菓子もあれば、高級なお菓子まで多彩。
病み付きになると、いつもボーとしてしまう。副作用がある。
んん~~偏ってるなあ~~