友人に
せん という名前の人がいる。
漢字で
千 と書く。
珍しい下の名前である。
はい、たった3行書いただけで、このコーナーにお越しの
懸命なあなたには、もう私が何を思いついたか分りましたね。
そうなのだ。
彼に、インフルエンザではなく、
風邪をひいて貰いたいのだ。
(表現を変えよう)
彼に、
風邪になって貰いたいのだ。
そして、彼を見舞い、その枕元に立ち、
大きな良い声で、朗々と歌うのだ。
彼が、仕事に行けない理由を・・
♪~わたしは、そこに行けません~
♪~千が 風邪になってぇ~ 千が風邪になってぇ~♪
こんな
千 歳一隅のチャンスもなかなか無いよ。
お願いだ、千くん、歌が
はやっている内に、早く風邪になってね。
んな馬鹿な・・と思われた方。あのね、
世の中には
流行り名前というものがあるからね。
たぶんいると思われる最近の筆頭は・・
昨年の冬に生まれた赤ちゃんで、こんな名前があるはずだ。
<稲葉 羽亜> いなば うあ
稲葉さんなんて、それほど珍しい名前じゃないんだから、
この名前は大盤振る舞いで付けられたと思われる。
漢字は色々あろうが、さておき・・
んな馬鹿な・・とさらに思われた方。
では、40年程前にこんな赤ちゃんがいたのをご存知か。
大阪万国博覧会。 いわゆる万博が開かれたアノ年。
その時にオギャーと生を受けた子供の名前が
<万国博>
これで、
まくひろ と読ませる。
当時としては、相当勇気のある両親であった。
ここはひとつ、まくひろ君には、
「それは私です」と名乗り出て貰いたい。
そうか、もう40歳の
まくひろになっているのか・・
さあ!みなさん御一緒に~!
♪~千が風邪になってぇ~ 千が風邪になってぇ~♪