真上から見たチューリップ
<チューリップ畑>
綺麗だよねえ~
赤やら、黄やら、白やら・・あと何があったっけ?
チューリップ畑と云えば、本場オランダだ!
オランダと言えば、風車だ。
風車と言えば、ラ・マンチャの男だ。
ラ・マンチャの男と言えば、チューリップだ!
・・と強引に、話をチューリップに戻して・・
テレビなどで、オランダのチューリップ畑が映ると、
広大な・・それこそ、地平線の彼方にまで広がる
チューリップ畑が映し出される。
世界の車窓からでも、盛んに、映し出す。
それぞれのラインに同色のチューリップが並び、
さながら、大地に織り成す織物を見るかの様だ。
それも、淡い大島紬ではなく、
極彩色の南国織物だ。
さて、問題は、そのチューリップの考え方だ。
日本では、チューリップと言えば、
幼稚園のお絵かきの代表選手だ。
最初に覚える花の名前が
チューリップだと言い切ってもいい。
「いんや!ワイたちは、
デイゴじゃあー」
と云う、琉球圏の方たちには、しばし遠慮して貰って・・
ではでは、本場オランダの方たちはどうなのでしょう?
実はね、
あの見事なまでに美しいチューリップ畑。
あの花は売らないのだ!
あの花たちは、刈られてしまうのだ。
バリバリ刈られて、
捨てられるだけなのだ。
農業的に必要なのは、地面の中の、<
球根>なのだ!
オランダでは、その球根を採取すべく、あれだけの
広大なチューリップを育てているのだ(そうだ)
つまりだね、これを、日本で例えると、
<玉ネギ畑>なのだな。
玉ネギの球根を採取する為に、玉ネギ坊主を作っている。
広大な畑に、一面の玉ネギ農場だ。
色は地味だが、延々と続く、玉ネギ坊主が揺れる地平線だ。
かたや、色彩の絨毯、チューリップ畑
かたや、匂いの権化、玉ネギ畑
玉ネギの一大産地
淡路島さ行くと、いい匂いがするんだなあ~