わざわざ行った店が休みである。
その確率がもの凄く高い!(06、3月24日参照
不幸レストラン)
一年ほど前にその話を書いたが、それ以後、
その確率は、静まるどころか、拍車をかけている。
わざわざ行けば、まず、その飲食店は
休みである。
では、その典型例を紹介しよう。
「そうだ、あの店に食べに行こう!」
一年も前から、気になっていたイタリアンのレストランがあった。
久々の休みに、
ついに!行こうと思いたった。
行った。
すると、入り口には、最悪の張り紙が・・
<
定休日>
「そうだ、今日こそ、あの店に行こう!」
以前から、いつか行きたくて楽しみにしていたラーメン屋さん。
そのラーメン屋に、
思いのたけをブツケルかの如く出掛けた!
そこに、下がっていたのは、この看板。
<
臨時休業>
そんなもんで驚いてはいけない。
3年ぶりに、ガッツポーズまでして出かけた、
インドカレーの店、
「
今週から、休業日を
火曜日に変えさせて頂きます」
って、今日、
火曜日じゃないか!
おいらが来るのを待ってたのかあ~~~
蕎麦を食べたい!
この欲求は車を走らせる。
何時間でも走らせる。
何百キロでも走らせる。
狙いはあの店だ!あの店だ!あの店だ!
辿り着けば、待っていたかの様に、フダが下がっている。
<
月の定休日>
ここまでくると、自分の不幸さに、涙してしまう。
「そんなの、よくある事ですよ」
と知人が言う。
しかし、イシマルのこの不幸を
よく知る知人は、こういう。
「あの人、ほんとに不幸だよ。ほとんどの店で食べられないもん」
がっくり頭をたれる。
私の場合、確率では計算出来ない何かが、
情け容赦なく降りかかっている。
決定打は、これだ。
新潟の山に登りに行った。
行きがけに、今夜泊まるべく宿を、車の窓から物色していると
素敵な、民宿があった。
(よし、山から降りてきたら、
あそこに泊まろう)
その帰りだ。
疲れた身体で、車を一目散に、その民宿に向ける。
するとどうだ?
その民宿の前に、
黒い花輪が並んでいる。
どうやら、
ご不幸があったらしい。
イシマルが泊まろうと
考えただけで、
突然、ご不幸が生じたらしい。
ものすごくタイミングよく、ご不幸の民宿になったらしい。
臨時休業である。
はあ~