列車で悔しい思いをする事がある。
そういえば、(7月25日)
蕎麦屋での忘れ物
(同26日)
スパゲッティ屋での忘れ物
の続編と思って頂きたい。
列車に乗る。
例えば、新幹線で、東京から名古屋まで行ったとしよう。
指定席に座る。
荷物を足元にドサっと置き、本をひっぱり出す。
読みたい本があったのだ。
ページをめくり、むさぼる様に読む。
あっと云う間に時間が過ぎる。
「なぁ~ごやぁ~」
さあ降りよう・・
その時、ある事に気付くのだ。
<
シートをリクライニングしてなかった!>
本に夢中になるあまり、リクライニングを忘れていた!
うう・・悔しい。
時間を巻き戻しても、リクライニングしたい。
なんか、すごくモッタイナイ様な気がしてくる。
「たかが、リクライニング位、いいじゃないですか」
よかあないよ!
おいらは、リクライニングが好きなんだ。
特に、列車のリクライニングが好きなんだ。
ほんの少ししか動かない、幅であっても、
必ずリクライニングするのだ。
それを、「
リクライニング位」 っちゃなんね!
「
位」 っちゃ!
どの位、リクライニングが好きかと言うとだね。
10度とか30度とか、みみっちい事を云ってないで、
フラット、つまり水平になるまで倒れるシートがあればいいな
と常々思っているのだ。
シートを倒すと云う考え方ではなく、
水平のシートをどの位、持ち上げるか・・
という風に考えて貰った方がいい。
その位、リクライニングが好きだというのに、
ある時、肝腎の、リクラちゃんを忘れたらしいのだ。
この時の悔しさは、
蕎麦屋、スパゲッティ屋の比ではない!
あまりの悔しさに、立ち上がる前に、
一瞬だけ、リクライニングしてみる。
すぐに戻す。
このなもので、気が済むはずないのだが、
一応、リクラしたという、過去形だけは記憶に留めておく。
みなさん、リクライニングする時は、
必ず後ろの人に、声をかけましょう!