今日は、電車の話だ。
自動改札機の話だ。
自動改札機を通過する時が、いかに難しいか・・の話だ。
(関東の話に限定しているかもしれませんが)
数年前、JRが<スイカ>なるものを発売した。
硬いカードを当てて、ピッっとやる。
同じ頃、私鉄が<パスネット>なるものを発売した。
柔らかいカードを差し入れて、反対側から受け取るシステムだ。
この後者の、パスネットとの闘いが、しばらく続いた。
私の歩きは速い。
なんせ、差し入れ口に挿入して、カードが出てくる前に、
すでに、出口を通過しかけているのである。
せっかちな私をこの機械は待ってくれないのである。
ピンポ~ン
扉が閉まり、モモのところが、ドカンとせき止められる。
毎日、何度もせき止められる。
日々是、ピンポ~ン
そして、この二つのカードを持っているのが、面倒くさかった。
何とか、一枚のカードにして欲しいとの願いが、やっとかなった。
そう、JRと私鉄が合体した、カード
<PASMO>(パスモ)
硬いカードだ。
ピッっとやるタイプだ。
こんな喜ばしい事はないってんで、
早速このカードを購入した。
財布に忍ばせた。
駅に行った。
嬉しそうに使ってみた。
ポ~ン!
【
もう一度、ふれてください】
ふ~む、どうも、おいらの使い方が間違っているらしい。
カードの触れ方が微妙に違うらしい。
再チャレ~ンジ!
ピッ
ふむ、通過出来た。
さっきと、今の違いは・・何?
さあさあさあさあ、それからである。
このPASMOを日常的に使っているのだが、
50パーセントの確立で、例の言葉が表示される。
【
もう一度、ふれてください】
ううぅ~~~これは辛い。
改札を通る他の人達と、何が違うのだろう?
観察する。
マネをする。
持ち方?
触り方?
触る角度?
スピード?
とりあえず、前の人と同じ動きで、ピッとやる。
やったつもりなのに、
【
もう一度、ふれてください】
今、私は悩んでいます。
改札さえまともに通れない、情けない現実に涙しています。
そのたびに、モモの所を扉にぶつけられ、
皆さんに迷惑をかけている事を、真剣に憂慮しています。
ごめんなさい。
そうです!
あなたの前で、扉に引っ掛かった大馬鹿者は・・わたしです。
滝にうたれる私