暑い!
ミュージカル<フロッグとトード>を
東京の銀座の劇場で公演している。いや、していた。
今年の夏は暑い。
その銀座でも、外気温は昼間、36度を越えていた。
ガッポリ越えていた。
その銀座の劇場で、ミュージカルをやっているのである。
ミュージカルとは、歌って踊って喋って、走り回って・・
お芝居の、筋肉バトル番組状態と云っていいい。
2時間のスーパーバトルである。
その舞台が異常に
暑かった。
言葉を言い換えよう。
熱かった。
暑いという言葉は間違いだ。
熱いのだ。
フライパンの上に、
更にフタをしている状態が、我らの舞台の上なのだ。
しかも、冬のシーンがある。
あろうことか、
重ね着をし、
マフラーをし、
手袋をし、
厚手の帽子までかぶっている。
おまけに、ドカ~ンと照明を当てるのである。
その照明がそんじょそこらの照明ではない。
思わず、
「
イカ釣り漁船じゃないか!」
叫んでしまった。
あまりの・・あまりの・・クソ(失礼)熱さの舞台から、
一瞬、楽屋に帰る時間がある。
その途中に、楽屋の構造上、
外の空間を通るのである。
つまり、銀座の36度を越えた
外気の空間を通るのだ。
その瞬間、はからずも声が出る!
「
うわ~涼しい~!」
涼しいって、どぎゃんこつね?
36度を越えた熱い空気を、涼しいと感じるんだな。
という事は、舞台の上の熱さの、凄まじい事、恐ろしい事!
そういえば、そんなことちょいと前にもあったな。
よし、その話は明日・・