「♪~秋田名物、八森ハタハタ、男鹿でおがブリッコ~♪」
秋田に行くと、この音頭を頻繁に聞くことになる。
ハタハタは旨い。あんなに小さい魚体(手のひらサイズ)
でありながら、脂ののり方の素晴らしい事。
その卵が、ブリッコである。
さあ、今日は、この冬の時期の秋田名物のお勉強タイム。
↑ <
ギバサ>
ホンダワラに似た海草で、さっと湯に通し、
包丁で細かく叩く。
すると、粘るは粘る。
その粘り方たるや、納豆やモロヘイヤの比ではない。
恐らく、
粘って威張っている食物の王様だろう。
オクラが
ごめんと道をゆずり、
メカブが
すまんと謝ったらしい。
↑ <
みずの実>
山形や秋田に行くと、みずという植物がある。
みずに実のようなものが成る時期がある。
コリコリと歯ごたえが有り、やや粘る。
以前、現地のじいさまに、この実を教えて貰った。
イシマル「ははあ、これが
ミズですかぁ」
ジイサマ『んでねぇ、
メッズ』
イシ 「ああ、
メッズですかぁ」
ジイ 『んでねぇ!
メッズゥ!』
イシ 「ええ、
メッズゥ」
ジイ 『んだから、
メェ~ズゥ~!!』
↑ <雪堀
ノビル>
ノビルという野草を知ってますか?
そいつが、雪ノ下でこっそり伸びようとしている時、
人間が、雪を掘って見つけてしまうのである。
ネギや、らっきょの類だろうと思われる
ほの苦さがある。
ぬた、良し、味噌に付けて良し。
まあ、
ノビルが
伸びる前に採ってしまうワケだから、
これは、ノビルではなく、
ノビナイと云うべきか・・?
(えっくだらない、もう飽きたって?そう勉強はもう秋田県)