私は体温調整がとても、苦手な体質を持っている。
おおむね<
暑がり>である。
上の写真で分かるように、他の人と着ている服が違う。
はっきり云っておかしい。
ダウンジャケットを着ている隣で、
半袖ティーシャツは無いだろうと思われるのだが、
これ以上着込むと、
汗が噴出す。
つまり、周りの人が、ダウンジャケットを着ている位が
丁度いいのである。
だから、暖房の良く効いた部屋に入るのが辛い。
皆が上着を脱ぎ出すと、困る事になる。
私には、もう
脱ぐモノが無いのだ。
「へ~そんなに暑がりなら、暖房要らずだね」
・・とはならない。
じっとしていると、どんどん
寒くなる体質らしい。
たとえば、車の助手席。
あそこは、
じっとしている場所だ。
確実に身体が冷えてゆく。
4人で乗っていて、私だけが、寒い寒いと騒いで、
暖房をガンガン噴出したりする。
みんなは長袖一枚なのに、
私はダウンジャケットを巻きつけている。
じっとしていたら死んでしまうサメに例えられる。
だから、常に動いている。
せわしない程、動いている。
いつも何かしている。
何もしていない私がそこに居る姿を見れば、
着膨れているイシマルを発見するだろう。
「じゃあ、眠る時は、じっとしているので、寒いんだぁ」
・・とは、何故かならない。
眠ると、高温を発するらしく、
大量の寝汗をかいている。
どの位大量かというと、
時折、布団に自分の身体の形が染みていたりする。
そして、朝までに、自分の体温で乾かし切るのである。
人間加湿器 兼 人間アイロンである。
こういう動物を、分類学上
<変温動物>と言わなかったかい?