↑ <博多うどん>
え~と、これはどう理解したらいいのだろう?
博多と云えば、普通、
ラーメンである。
うどんと言えば、普通、
讃岐である。
その
イイトコ取りをしたのだろうか?
それとも、
イイトコはずしをしたのだろうか?
逆の店名、<
讃岐ラーメン>でも、一応戸惑ってしまう。
どうしても、あのコトワザを思い出してしまう。
<二兎を追う者は、~>
この店を見つけたのは、琵琶湖の湖岸だ。
チャリで走っていると、突然現れた。
(どうしよう?)
なぜか、(どうしよう?)と思ってしまった。
何が、(どうしよう?)なのか解らないのだが、
この店が心配になってしまったのだ。
やっていけるのだろうか?
店は、はやっているのだろうか?
それより何より、<博多うどん>とは、何なのか?
迷いに迷った挙句、チャリをUターンさせて、
店に飛び込む。
『いらしゃいませぇ~』
「博多ラー・・・うどん下さい」
やがて、湯気を立ててそのモノが現れた。
(そうか、とんこつスープではないのね)
ふむ、見た事がないほどの、
真っ白いうどんだ。
どれどれ・・箸で摘む。
ほお、弾力がある。
一本、口の中にすすり込む。
ふむ?
この感触はなんだ?うどんじゃないぞ。
表面は柔らかいのに、芯は、もちもちとした食感。
アレに似ている。
ぜんざいのなかに入っている、<白玉>
白玉をビヨ~ンと引き伸ばして麺に仕立て上げました。
そう、お店は主張しているように思える。
ふ~ん、面白い味の食べ物である。
一応、うどんである。
博多では、常識なのであろうか?
今度、博多に行ったら、食べてみよう。