今、パソコンのマウスをクルクルやりながら、
ウコンの錠剤を飲もうと思った。
左のテーブルの上に、
ウコンの錠剤の瓶と、
お茶のペットボトルが置かれてあった。
視線は、パソコン画面に向けられたままだ。
まず、ペットボトルのフタをキリキリと開けた。
次に、ウコンの瓶をとり、やはりキリキリと
開けた。
そして、瓶を傾け、中の錠剤を取り出そうとした。
その途端!
ジャ~~~~!
液体が左手のひらに、流れ出てきたではないか!
なんだ?なんだ?
慌てて、視線を下にやる。
右手に持っている物に驚く。
お茶の
ペットボトルだ。
?
(私は、ウコンの瓶を持っていた筈だが)
何ということか!
パソコン画面に気をとられ、瓶とペットボトルを
間違えて認識したのである。
間違えて・・と今言ったが、その二つの物体の
フタの大きさやガタイは、(最初の写真の様に)随分違う。
舞台やドラマの喜劇として、
こういう
間違いを演じる事はあるが、
現実世界でも、
さらっと起きる事実を、今知った。
今、知りたくなかったが、
いつか起きるより、まだましかな?・・程度に傷ついた。
現実は・・
左手は、お茶でベチョベチョだ。
そして、ズボンの腿の辺りが、染みだらけだ。
ううぅ・・洗濯しなければ・・
洗濯袋に、
ズボンを入れる。
ふむ、ちょっと待てよ・・
他の考えごとをしない様にして洗濯をしよう。
洗い終わった洗濯モノが、
洗濯袋でない事を祈ろう。