まずは、上の写真を見て下さい。
これが、何だか解ったとしたら、あなたは偉い!
問題はスイカである。
私、イシマルはスイカが好きだ。
どの位、好きかというと、
世の中で一番美味しい食べ物の、筆頭に
くるかもしれない。
ふむ、たぶん
くるな。
たぶん、夏には・・
くるな。
「スイカは、人類の宝だ!」
「スイカのない人生なんて!」
「ビューティフルオブすいか」
スイカをテーマにしたミュージカルが、未だ無いのが不思議だ。
そこで、昨日だ。
とてつもなく暑かった。
暑かろうが、寒かろうが、チャリで漕ぎだす。
ボウボウ熱風を受けながら、40キロ疾走する。
返す刀で、プールで、2000m泳ぐ。
もう、
喉がカラカラだ。
これほど喉が渇くと、水をいくら飲んでも飲み足らない。
ここは、もう、アレしかない!
そうだ、アレだ!
すぐにスーパーに走った。
八分割にされたアレを手に取る。
見事に熟れた
スイカだ!
かくかくしかじかで、そのスイカが目の前にあった。
あとはかぶり付くだけだ。
慌てていた。
喉の渇きが、私を慌てさせていた。
慌てながらも、まず、その八分割のスイカに巻きついている
サランラップを剥ぎ取った。
ゴクンっ・・
さあ、喰うぞ!
ガブっ!
うええええ~~
なんじゃコリャ?
冒頭の写真をもう一回見て下さい?
なんと!
サランラップが
もう一枚被っていたのだ!
ぐえええ~
至福の瞬間を、邪魔されたのだ。
裏切られたのだ。
このショックは大きい。
がっくり度の計りが、振り切れている。
しばらく、がっくりウナダレタままであった。
あまりの情けなさに、俯いたままであった。
それでも、気力を振り絞って、
写真にその実態を収めた私を、褒めて欲しい。
で、スイカはそのアト、食べたのかって?
うん、食べたよ・・たんたんとね。
種、まき散らしてね。