先日、大分県の日田市を車でドライブしていたら、
カーナビに、こんな山の名前が出現した。
<一尺八寸山>
いっしゃくはっすんやま と読むのだろう、
と普通考える。
ところが、現地の方は違う読み方をするという。
しかも、伝統ある月刊誌を出している<山と渓谷社>によると、
読めない漢字の、山の名前ベストテンの、
最上位に位置する山らしい。
読み方を教えて貰ったところで、
なぜそう読むのかがワカラナイらしい。
さらに、その意味を教えて貰ったところで、
何故、その意味なのかがワカラナイらしい。
教えて貰いたいですか?
聞いたところで、ワカラナイんですよ。
まあ、そんな山だからだろうか・・
遠路はるばる登山に来られる方がいるらしい。
登山という用語を使ったが、さほどの高さはないらしい。
らしいらしいの連続では失礼に当たるってんで、
私なりに調べてみた。
いや、大分の人に訊いてみた。
一尺八寸を、現在の長さに換算すると、
およそ55センチ位になるだろうか。
ところで、
イノシシの尻尾の長さって知ってます?
知るワケないよね。
大人と子供とでも違うだろうし・・
そのイノシシの尻尾を3匹分集めて、長さを足すと、
一尺八寸になるんだそうな。
すなわち、三尾 ってことで、
<
みおうやま>と呼ばれている。
「え~全然説明になってないじゃ~ん」
ええそうなんです。その山とイノシシの関係もワカラナイし、
なぜ、尻尾だけを3匹分集めるのかも、不思議だし。
みお のあとの
う の説明もない。
だから、最初に言ったでしょ。
教えても貰ったところで、ワカラナイって。
そ~んな不思議が詰まった、大分県の旅である。
「あっ、ずるく逃げようとしてるな、こら、まてぇ~!」