<夢の大つり橋>
大分県に九州で最も高い山、九重山(くじゅう)がある。
その間近に、その橋は架かっている。
開通以来、大盛況で、観光客が引きも切らないと云うので、
早速出かけてみた。
車で九州山地をドライブをしていると、いきなりその橋は現れる。
大きいってのは想像できるものの、周りが自然だらけなので、
大きさの比較ができない。
説明書がある。
標高
777m
高さ
173m
長さ
390m
まず、500円取られた。(往復)
片道390mは長い。歩いても歩いても、真ん中にさえ届かない。
この橋は、高所恐怖症の方には、肝試しである。
歩く通路が、金網になっているのだ。
透けているのだ。
173m下に、チョロチョロ流れる清水が見える。
おまけに、通行人の歩きで、
ゆさゆさ揺れるのである。
片道を歩き渡り、
「ああ、もう私駄目ぇぇぇ~~~」
としゃがみ込んだ方の為に、
反対側までのシャトルバスまで用意されている。
この橋の極めつけはその眺めだ。
特に、2本の滝が美しい。
この滝は、橋が出来るまで、人の目に触れなかった。
近寄れなかったのである。
見るに見れなく、
音の振動だけ伝わってきたと云うので、
<振動の滝>と呼ばれていた。
そして、私の発見があった。
橋のちょうど真ん中辺りに来たとき、真下を眺めると、
それはあった。
<ガメラの頭岩>
でっかい亀の頭が、ニョキっと河原に覗いているではないか!
まさに、ガメラが隠れている様に見受けられる。
観光案内所を見ても、そのような記述がなかったので、
ここは、是非、
ガメラ岩として登録して頂きたい。
ところで、橋の標高(海抜)が、
777mというのは、
偶然だろうか?