昨日、解る人には解るケーブルテレビの話をした。
ついでに、解る人にだけ話しをしよう。
ディスカバーチャンネルをヒネルと、
必ずどこかで、
ワニが出てくる。
数10チャンネルをザッピングすると、
間違いなく、
ワニが登場する。
ワニである。
なぜか
ワニである。
日本人にとって、あまり興味のないワニである。
ところが、ディスカバリーチャンネルに於いては、
ワニは、主役なのである。
これを日本のテレビに当てはめよう。
ワニ=マグロ
マグロを狩猟する影像に、我々はゾクゾクする。
津軽海峡の大間のマグロの格闘に我を忘れる。
マグロが波間に飛び出し、荒れくれる姿に釘付けになる。
カメラはその姿を赤裸々に映し出す。
同じ感覚を、どうもワニでゾクゾクする人達がいるらしい。
ワニとの格闘に我を忘れる人がいるらしい。
ワニが水面下に潜んでいる姿を延々と映し続ける。
(面白くない)
ワニがただただ、じっと潜んでいる姿を映し続ける。
(面白くない)
ワニがあまりにも動作を起こさないので、ちょっかいを掛ける。
(ちょっとだけ、面白い)
ワニが余りにも、非積極的なので、ワニに抱きついたりする。
(ワニは大いに暴れて不愉快そうである)
結果理解した事実;
相手を食べようという動物と、
相手にちょっかいをだそうという動物は、
仲良くなれない・・・