連日、とんでもない雨が降りそそいでいる。
恐らく、気象庁が想定していた枠を超えた雨が、落ちてくる。
その気象庁の、豪雨の表現にそろそろ限界がきていると思われる。
我々が、目にする道路注意事項に、コレがある。
<一時間に50ミリ以上の降雨時には通行止め>
しばしば目にするヤツだ。
この注意板を見るたびに、
「ふむ、気をつけなければ!」
っと、気を引き締めてきた。
しかし、BUT!
このところの気象情報は、とんでもない数値を謳いあげる。
『一時間に100ミリの
猛烈な雨量です』
<猛烈な>という言葉を使った。
80ミリを超えると、
猛烈なという言葉を使うらしい。
じゃあ、あなたでも知っている
「バケツをひっくり返したような」
という表現はと云うと、それは、30~50ミリの雨である。
たいした事ないのである。
だって、それって最上級の表現だよね。
だのに、
《バケツをひっくり返した》が、
実はレベルがかなり低い事になってしまったのだ。
では、我々は、80ミリ以上の雨の時、
どう表現すればいいのだろうか?
《バケツ~》より、もの凄い表現ってどんな・・?
《ダムが決壊したような・・》 じゃあ、
ダムのシモに住む住人に失礼だよね。
《滝にうたれている様な・・》
ふむ、これは、それなりにいけるな。
《プールの底に穴を開けたような・・》
危ないから、やめましょう。
気象庁の方も、《猛烈な》のさらに上に位置する表現を、
用意する必要が出てきたな。
一般公募はしないのだろうか?